2025.04.15
①「C値って何?気密性って何?」
まずは、初心者向けにも分かりやすくC値、気密性について解説します。
気密性とは、家の隙間の少なさを表す性能のことです。
この数値が「C値(隙間相当面積)」という単位で表され、数値が小さいほど高気密な家となります。
C値の参考目安:
・C値=1.0㎠/㎡☞まずまず良い
・C値=0.5㎠/㎡☞高気密住宅レベル
・C値=0.3㎠/㎡☞超高気密住宅レベル
②「なぜ家づくりにおいて気密が大切なのか?」
・断熱性能が生きる:せっかく良い断熱材を使っても、家中に隙間があれば全く意味がなくなる。
・光熱費が下がる:エアコンの効きがよく、電気代金の削減にもつながる。
・結露、カビを防ぐ:換気、湿気のコントロールがしやすくなるので、家の長持ちにもつながる。
・音漏れ、防音効果もアップ:住宅街の密集地においては重要な要素。
③「気密性能を高めるポイント」
・気密測定は必ず実施してもらうこと(中間時、完成時と2回がおすすめ)
・サッシや断熱材の施工精度が大切
・工務店、協力業者(大工さん)の施工力がもろ数値に出る部分
間取り、サッシの数、断熱材の種類によって同じ工務店、ハウスメーカーでも数値がバラバラです。
さらに、大工さんの施工力によっても数値が変わってくるので、工務店、ハウスメーカーを選ぶ際には
過去のC値(気密性)のアベレージを確認することが大切です。
④「後悔しないために、家づくりアドバイス」
断熱性能(UA値)ばかり目が行きがちですが、気密値(C値)とのセットで考えることが超重要です。
数値で比較できるからこそ、お客様にとっても性能に責任が持てる家づくりができます。
〜最後に〜
気密性は見えないけど、「暮らしに大きく影響する性能」。
気密性をしっかり確保したことで、冬でも夏でもエアコン1台で快適に過ごせます。
家づくりを考えている方は、ぜひ「気密値(C値)」に注目して家づくりをしてください。
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